もう一人、彼を愛していた女性がいたとしたら・・・韓国ドラマ「美しき日々」にハマった、私の創作文です。かなりムリのある展開・設定になっています。ドラマの美しき日々しかダメな方は読まないで下さいね。
by chiroparo
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25 あふれる想い…2
何度も何度も熱い肌を合わせ、その朝の私は、けだるさの中で目覚めた。
体中に残る甘い痛みに、昨夜からの彼との行為が思い出され…
幸せが私の心を満たしていく。
目を開けると、彼が優しい表情で見つめてくれていた。
「おはよう…ジニョン」
私は、精一杯の自分の気持ちを込めて微笑む。
「…おはよう」
窓から差し込んで来る、まぶしい朝日の中、恥ずかしいような、うれしいような
そんな感覚でいると、彼が私を抱き寄せる。
「ジニョン、可愛い。いつもそんな風に笑いかけて…」
彼が私の髪に口づけながら言った。
「はい…」
私は、もう一度微笑んで答える。
幸せだった、ただ幸せで…
もう、恐れるものがなくなったように少しだけ軽くなった心で、彼の胸に顔をうずめていた。
「ジニョン、何かあったら必ず僕に電話するんだよ」
「でも…」
「また…どうしてそんなに遠慮するんだ?君は、1人で何でも抱え込んでしまうだろう?心配なんだ…だから何時でもいいよ。君からの電話なら…」
私は、うれしくて自然と笑みがこぼれて来るのを感じた。
「ほら…君のその癖。不安なことがあると、いつも唇に手をやるだろ?」
「えっ?私、そんなこと…」
無意識のうちに自分の唇に触れている。
そう言われて、初めて気づいた。
彼は、まいった…と言うような仕草で見つめていた。
「今朝は、そうじゃないの?」
「…えぇ」
「君は、不安だったりさみしい時、いつも唇を触っているんだよ。気づいてなかった?」
「・・・・・・」
「違うのか…じゃあ、もしかして?」
彼の言葉の続きを待った。
(・・・・・?)
一向に彼が話さないことに不安を感じながら、彼を見上げる。
彼が、ふっと微笑んだ。
「今朝、そんな風に君が唇に触れているのは…もしかして、コレが足りないんじゃないかと思うんだけど…」
彼の言葉の意味が分からず、混乱する頭の中を整理しかけた時…
私の唇を彼の唇が覆う。
やさしく唇を合わせるだけのキスから、深く私の中に入り込み貪欲に私の舌に絡みつくようなキスへに変わる。
私は、めまいがするような彼からの熱いキスに息も絶え絶えになりながら懸命に答えた。
愛していると言葉で告げる代わりに、唇とこの体すべてで彼に告げる。
愛してる…愛してる…愛していると・・・
結局、ほとんど眠らずにすごした朝…
朝食をとりながら、気づくとお互いにあくびをしていた。
「ジニョン、もう何度目?そのあくび…」
「室長だって…」
ついおかしくなって、目が合うたびに笑いがこみ上げてくる。
「あぁ~今日は、このままずっと一緒にいたいよ」
「・・・そうですね」
彼の言葉が、この場の雰囲気に合わせて出たものだとしても、うれしかった。
「でも、午後からの会議には出ないといけないし…君は、今日は?」
「午後からのシフトだったはず…」
「じゃあ、一緒に出られるね。どこかでランチを食べてから行こうか…」
「えぇ…」
もう少し、彼といられる時間がのびた事だけでこんなにもうれしい。
「それまでは・・・のんびりしよう」
「はい…」
こんなに幸せでいいのだろうか…
朝食に使った食器を洗うために右手の指輪を外して、お気に入りのグラスに入れた。
「どうして外すの?」
「だって、こんなにきれいなのに。汚れたりなくしたらイヤだもの」
「う~ん…」
シンクの前に並んで立つ彼の横顔を覗き込む。
「どうしたの?」
「何でもないよ」
そう言いながら、素早く私の唇にキスをする。
「もう!」
私は、突然の事に怒ったフリをして彼にスポンジの泡を飛ばした。
「こら!やったな?」
頬に泡をつけてまま…笑って私のウエストくすぐる反撃に出た彼に、なす術もなく…私は部屋の中を逃げ惑った。
「キャ~~~!ごめんなさい」
「よし、お仕置きだよ?」
彼は言って、少しだけおどけた様に眉をピクッと上げて見せた。
手を洗った私をソファまで連れて行き、自分は先にソファに横たわる。
「おいで…」
私は手を引かれ、彼を見下ろすように佇んだ。
「ねぇ…何・・・」
「黙って…僕の言うとおりにして、いいね?」
少しだけ強い口調で言われて、頷くしかない私。
「まず、着ている物を自分で脱ぐんだ」
「そんなこと…出来ない」
「出来ないことをするのが、お仕置きだろう。さぁ…」
痛いほどに自分の鼓動を感じながら、動くことが出来ずにいた。
だって、こんなに明るいのに…自分で服を脱ぐなんて…出来るはずがない。
「無理です…」
「無理じゃない、やるんだ!」
声を荒げた彼の表情には、もう笑みがなかった。
私は仕方なく、震える手でカーディガンのボタンを外していった。
カーディガンを脱ぎ捨て、足元に落とす。
「これも?」
「そうだ…」
下に来ていた薄手のブラウス越しに、私の胸の鼓動が激しくなっているのが、彼にも見えるはずなのに…
ひとつ、またひとつとボタンを外すが、手が震えているためになかなかうまく行かない。
「どうした?早くして」
俯きながら涙がこみ上げてきた。
何とか涙を抑えながら、ブラウスを脱ぎ足元に落とす。
「もう、いいでしょ?」
「だめだ…それも脱いで」
彼は、私のスカートを見て冷たく言う。
私は、胸の辺りに置いた両手を握り締めながら決心した。
もう、ここまできたらどうにでもなれと・・・
スカートのホックを外し、ファスナーを下ろすとスルッと足元に落ちてしまった。
「よし、いい子だ」
彼は上半身を起こしながら、私に言った。
体中に残る甘い痛みに、昨夜からの彼との行為が思い出され…
幸せが私の心を満たしていく。
目を開けると、彼が優しい表情で見つめてくれていた。
「おはよう…ジニョン」
私は、精一杯の自分の気持ちを込めて微笑む。
「…おはよう」
窓から差し込んで来る、まぶしい朝日の中、恥ずかしいような、うれしいような
そんな感覚でいると、彼が私を抱き寄せる。
「ジニョン、可愛い。いつもそんな風に笑いかけて…」
彼が私の髪に口づけながら言った。
「はい…」
私は、もう一度微笑んで答える。
幸せだった、ただ幸せで…
もう、恐れるものがなくなったように少しだけ軽くなった心で、彼の胸に顔をうずめていた。
「ジニョン、何かあったら必ず僕に電話するんだよ」
「でも…」
「また…どうしてそんなに遠慮するんだ?君は、1人で何でも抱え込んでしまうだろう?心配なんだ…だから何時でもいいよ。君からの電話なら…」
私は、うれしくて自然と笑みがこぼれて来るのを感じた。
「ほら…君のその癖。不安なことがあると、いつも唇に手をやるだろ?」
「えっ?私、そんなこと…」
無意識のうちに自分の唇に触れている。
そう言われて、初めて気づいた。
彼は、まいった…と言うような仕草で見つめていた。
「今朝は、そうじゃないの?」
「…えぇ」
「君は、不安だったりさみしい時、いつも唇を触っているんだよ。気づいてなかった?」
「・・・・・・」
「違うのか…じゃあ、もしかして?」
彼の言葉の続きを待った。
(・・・・・?)
一向に彼が話さないことに不安を感じながら、彼を見上げる。
彼が、ふっと微笑んだ。
「今朝、そんな風に君が唇に触れているのは…もしかして、コレが足りないんじゃないかと思うんだけど…」
彼の言葉の意味が分からず、混乱する頭の中を整理しかけた時…
私の唇を彼の唇が覆う。
やさしく唇を合わせるだけのキスから、深く私の中に入り込み貪欲に私の舌に絡みつくようなキスへに変わる。
私は、めまいがするような彼からの熱いキスに息も絶え絶えになりながら懸命に答えた。
愛していると言葉で告げる代わりに、唇とこの体すべてで彼に告げる。
愛してる…愛してる…愛していると・・・
結局、ほとんど眠らずにすごした朝…
朝食をとりながら、気づくとお互いにあくびをしていた。
「ジニョン、もう何度目?そのあくび…」
「室長だって…」
ついおかしくなって、目が合うたびに笑いがこみ上げてくる。
「あぁ~今日は、このままずっと一緒にいたいよ」
「・・・そうですね」
彼の言葉が、この場の雰囲気に合わせて出たものだとしても、うれしかった。
「でも、午後からの会議には出ないといけないし…君は、今日は?」
「午後からのシフトだったはず…」
「じゃあ、一緒に出られるね。どこかでランチを食べてから行こうか…」
「えぇ…」
もう少し、彼といられる時間がのびた事だけでこんなにもうれしい。
「それまでは・・・のんびりしよう」
「はい…」
こんなに幸せでいいのだろうか…
朝食に使った食器を洗うために右手の指輪を外して、お気に入りのグラスに入れた。
「どうして外すの?」
「だって、こんなにきれいなのに。汚れたりなくしたらイヤだもの」
「う~ん…」
シンクの前に並んで立つ彼の横顔を覗き込む。
「どうしたの?」
「何でもないよ」
そう言いながら、素早く私の唇にキスをする。
「もう!」
私は、突然の事に怒ったフリをして彼にスポンジの泡を飛ばした。
「こら!やったな?」
頬に泡をつけてまま…笑って私のウエストくすぐる反撃に出た彼に、なす術もなく…私は部屋の中を逃げ惑った。
「キャ~~~!ごめんなさい」
「よし、お仕置きだよ?」
彼は言って、少しだけおどけた様に眉をピクッと上げて見せた。
手を洗った私をソファまで連れて行き、自分は先にソファに横たわる。
「おいで…」
私は手を引かれ、彼を見下ろすように佇んだ。
「ねぇ…何・・・」
「黙って…僕の言うとおりにして、いいね?」
少しだけ強い口調で言われて、頷くしかない私。
「まず、着ている物を自分で脱ぐんだ」
「そんなこと…出来ない」
「出来ないことをするのが、お仕置きだろう。さぁ…」
痛いほどに自分の鼓動を感じながら、動くことが出来ずにいた。
だって、こんなに明るいのに…自分で服を脱ぐなんて…出来るはずがない。
「無理です…」
「無理じゃない、やるんだ!」
声を荒げた彼の表情には、もう笑みがなかった。
私は仕方なく、震える手でカーディガンのボタンを外していった。
カーディガンを脱ぎ捨て、足元に落とす。
「これも?」
「そうだ…」
下に来ていた薄手のブラウス越しに、私の胸の鼓動が激しくなっているのが、彼にも見えるはずなのに…
ひとつ、またひとつとボタンを外すが、手が震えているためになかなかうまく行かない。
「どうした?早くして」
俯きながら涙がこみ上げてきた。
何とか涙を抑えながら、ブラウスを脱ぎ足元に落とす。
「もう、いいでしょ?」
「だめだ…それも脱いで」
彼は、私のスカートを見て冷たく言う。
私は、胸の辺りに置いた両手を握り締めながら決心した。
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by chiroparo
| 2006-11-24 16:31
| 美しき日々25
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